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生まれつき歯の本数が足りない方へ(先天性欠損の解説)


「周りの人より歯の本数が少ないと言われた」「乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない」……。実は、生まれつき永久歯が揃わない「先天性欠損」は、決して珍しいことではありません。
本ページでは、その原因から、将来の健康を守るための矯正治療の役割について分かりやすく解説します。

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1.人の歯の本数と「理想的な歯並び」

本来、人の歯は親知らず(第3大臼歯)を含めて、上下左右に8本ずつ、合計32本あります。 しかし、現代の矯正治療においては、必ずしも32本すべてを並べるわけではありません。

基本の構成親知らずを除いた28本(各列7本)
矯正後の構成顎のサイズに合わせて小臼歯を抜歯した場合などは、24本(各列6本)で機能的かつ美しい歯並びを完成させます。

2.なぜ歯が足りないことが起こるのか?

生まれつき永久歯がない状態を「先天性欠損」と呼びます。

主な原因多くは遺伝的な要因によるものです。
その他の原因稀に、お腹の中にいる時の歯の芽(歯胚)の発生過程で、何らかのトラブルが起こることが原因となる場合もあります。

出やすい部位(好発部位)

特に以下の歯が欠損しやすい傾向にあります。
・上下の5番目の歯(第2小臼歯)
・上下の2番目の歯(側切歯)
※その他、3番(犬歯)、4番(第1小臼歯)、7番(第2大臼歯)がないケースも見られます。

3.放置することのリスク

永久歯がない場所に隙間があるまま放置したり、後続の永久歯がない乳歯をそのまま使い続けたり(将来的に抜ける可能性が高いため)すると、以下のような問題が生じることがあります。

歯列の崩壊空いたスペースに隣の歯が倒れ込んでくる。
噛み合わせの悪化全体のバランスが崩れ、特定の歯に負担がかかる。
健康寿命への影響磨き残しが増え、虫歯や歯周病のリスクが高まる。

4.矯正治療でできること

「本数が足りないから、綺麗な歯並びは諦めるしかない」と考える必要はありません。矯正治療を介入させることで、将来の選択肢が大きく広がります。

① 自分の歯だけで隙間のない歯列を作る

歯を移動させることで、欠損部分の隙間を完全に閉じ、人工の歯(インプラントなど)を使わずに自分の歯だけで健康な噛み合わせを構築できる場合があります。

② 人工の歯(補綴物)をより良い条件で入れる

どうしても人工の歯(入れ歯、ブリッジ、インプラント、移植、ダイレクトボンディング等)が必要な場合でも、矯正で周囲の歯を正しい位置に整えておくことで、人工物の持ち(予後)が劇的に良くなります。 また、補綴物の数を最小限に抑えることも可能です。

おわりに:未来を見据えた選択を

先天性欠損は、統計的には約12人に1人の割合で見られる、決して珍しくない症状です。大切なのは、「歯の本数が足りないこと」をマイナスに捉えるのではなく、「今ある歯をどう活かして、一生健康に噛める環境を作るか」という視点を持つことです。
歯の本数が少なくても、1本1本の歯を正しい位置に配置し、適切な噛み合わせを作ることができれば、その歯列を一生涯守っていくことができます。むしろ、本数が限られているからこそ、残された貴重な天然歯を長持ちさせるために、専門的な視点での歯並び管理が大きな価値を持ちます。
矯正治療は、単に見た目を整えるだけでなく、あなたの歯の健康寿命を延ばすための投資でもあります。先天欠損がある方にこそ、私たちは将来を見据えた最適な治療計画をご提案したいと考えています。まずは一度、お気軽にご相談ください。


10年後、20年後のあなたへ、誠実な矯正治療を。
歯並びの悩みは、単に見た目だけの問題ではありません。新宿アミリア矯正歯科では、医学的な根拠に基づき、将来の健康と自然な美しさを守るための治療を大切にしています。
「自分の場合はどうなるの?」「費用や期間はどのくらい?」
どんなに小さな不安も、まずはカウンセリングで聞かせてください。 私たちは、患者さまの利益を第一に考え、妥協のない治療を徹底しています。 あなたにとっての「最善」を、一緒に見つけましょう。

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